- 共働きで、小学生でも留守番をさせなきゃいけない
- 1年生だけど留守番させても大丈夫かな
- 高学年になって、学童へ行かず一人で留守番すると言い出した
など、学童に行きたがらない、学童に入れなかったなどの理由で、一人で留守番することになったら、どうすればよいでしょうか。
また、特に心配なのは、夏休みなどの長期休みですよね。長時間留守番をさせることになりますから、作戦を練っておかなければいけません。
この記事では、小学生の子どもの預け先を見つける方法と、やむを得ず留守番をさせてしまうときのルール作り(安全7か条)について書いていきます。
- インターフォンは、基本的には出ない
- 火は使わない、元栓をしめておく
- カギをしめて、チェーンロックもかける
- 電話は、決められた番号以外は出ない
- 宿題と家庭学習をやっておく
- ゲームは決められた時間内
- 災害が起きたら、対処できるようにしておく
ルールを作っておくことで、親子で話し合うことができます。
それでは、それぞれの内容を詳しくみてみましょう。
小学6年、4年、5歳の三兄弟の母。長男はチャレンジタッチ一筋、次男はチャレンジ紙教材、スマイルゼミ、ポピーなど色々な教材を体験。ズボラママなので、通信教材に頼りきりでラクラク勉強習慣つけています!!
【共働き】あなただけじゃない!小学生の留守番は高学年から増えてくる!
厚生労働省の、令和元年の放課後児童健全育成事業の実施状況調査では、学童の利用者が、小4から一気に減ってくることがわかります。
実際に、高学年は学童に入らない子が多いのか、知り合いの学童の職員さんにたずねてみました。
高学年になると学童をやめてしまうのですか?
5,6年生は少ないですね。家で一人で留守番ができるようになるからだと思います。また、授業も6時間が増えて、4時過ぎてしまうので、そのまま家に帰る子が多いです。親子で話し合って決めていますよ。
と、教えていただきました。
高学年になると、学童に空きがなく入れない子も出てくるようです。低学年のうちに、少しずつ留守番の練習をさせておく必要がありそうですね。
高学年であれば自分でできることも増えますが、低学年から留守番しなければいけない状況ならもっと大変です。まずは、留守番以外の選択肢がないかどうか話し合ってみましょう。
【共働き】 小学生の子どもの留守番させたくないときは、預け先を探してみよう!
留守番、となるとやはり親としてもかなり心配ですよね!まずは留守番しなくて済むように、預け先がないか探してみませんか?
- 祖父母
- 親の兄弟
- 市町村が運営する学童
- 民間が運営する学童
- 近所のお友達
- ファミリーサポートセンター
- 長期休みはサマーキャンプなど
片っ端から頼って、相談をしてみるべきです。市が運営しているサービスがあるかもしれませんので、1にも2にも、まずは相談です。
学童や学校、市町村に、思いきって問い合わせてみてください。
家庭の事情に合った預け先が見つかるかもしれません。
共働きで子どもを見れないことを、学校や学童へ相談しておくと、普段から気にかけてもらえるので、とても安心ですよ。
近所のママ友との付き合いも、普段から大切にしておくとよいです。休日には一緒に公園で遊んだりして、親交を深めておけば、顔を知ってもらえるので緊急の時に頼みやすいです。
私は、休日には自宅でママ友たちと、ハロウィンやクリスマスパーティー、工作会をやったりして意識的に交流しています。負担にならなくて楽しめる程度のイベントです。
やはり、「頼りになるのは、近くの他人!!」もしもの時のために、努力をしてでも人間関係を作っておきましょう。休日は近所の公園でママも一緒に遊ぶ、という簡単なことから始めてみましょう。
市町村の学童か、民間の学童に預ける
学童へ預けるという選択肢が、一番多いですよね。市町村の学童に空きがないときは、民間の学童へ預ける方法もあります。
- 市町村の学童の月額料金は、7,000円前後
- 民間の学童の月額料金は、4~5万円
このように、料金には大きく違いがありますが、民間であれば延長サービスがあったり、勉強をしっかりみてもらえるメリットがあります。
まずは学童を検討してみましょう。しかし、子どもによっては、学童へ行きたくないということもあります。親としても、学童と相性が合わなかったり、費用の問題であきらめざるをえないこともありますよね。
その場合は、無理をせず他の選択肢から選びましょう。
学童で宿題しないで困る!共働き家庭の小学生の放課後どうすればいい? | めざとぷマスター (mezatopu.com)
共働き家庭の小学生、ファミリーサポートセンターはどうなの?
ファミリーサポーターの方は「子どもを見てあげたい」という温かい気持ちでやってくださっているので,満足度も高いようです。
実際に、ファミリーサポートの方とお会いして、話をしてみると人柄が分かるはずです。
夏休み、冬休み、春休みの長期休暇は、共働き家庭の小学生の留守番どう過ごす?
学校がある時期ならいいですが、長期休みになると時間が長いので心配ですよね。学童なら1日預かってもらえるので安心です。遠足に連れて行ってくれるところもあるようなので、聞いてみましょう。
学童へ行かない場合は、サマーキャンプなどの泊まりのイベントへ参加する選択肢もあります。最近はこのようなイベントがたくさん開催されているので、いろいろ選べます。料金が結構かかってしまいますが・・・。
長期休暇中、小学生が留守番するときの対策【ルール作り】
夏休みなどの長期休暇も家で留守番をさせる場合は、1日のスケジュールや決め事を子どもと一緒に話し合っておきましょう。
そのときに、親のスケジュールも書いておくと、子どもも安心することができますよね。
スケジュールを書きだす無料テンプレートを用意したので、ダウンロードして使ってみてください。
共働きで小学生の家庭学習ができない!無料配布のワークで15分の勉強時間を見つけよう。 | めざとぷマスター (mezatopu.com)
- 勉強時間
- 外に遊びに行ってもよい時間
- ゲームをしてもよい時間
などを決めておくと安心ですね。
長期休暇中、小学生が留守番するときの対策【事前練習】
1日中留守番となると何だか心配、という方は、休日を使ってお留守番の練習をしてみましょう。
- 2時間
- お昼をはさんで4時間
- 夕方までの6時間
- 夜までの8時間
のように少しずつ時間を増やして、そのつど問題点はなかったか、子どもと相談するようにしましょう。
1日中の留守番が可能になったら、長期休みの留守番を考えても良いです。
長期休暇中、小学生が留守番するときの対策【火を使わないメニューの用意】
長期休みとなると、お昼やおやつが必要になりますね。子どもが一人で外に買いに出るのは、親がいないことが分かってしまい安全ではないので、事前に用意してあげましょう。
メニューは、火を使わなくてレンジ調理だけでできるものにしましょう。最近はメニューも調べれば色々出てきますので、休日にまとめて用意して冷凍しておくとラクです。
もちろん、レンチンの練習も一緒にやってみましょう。
お昼ごはんもおやつも、子どもが一人で食べるので、誤飲の心配のないものを用意すると安心です。あわてて食べないように指導しておきたいものです。
ちなみに、子どもが一人でも食べられそうな宅配弁当を調べてみました。チンするだけで食べられるお昼ご飯を、長期休みだけでも用意できたら助かりますよね。
ママの休食の公式ページをみる暇すぎて友達の家をピンポンして回る子もいる
1日中留守番をしている子は、一人で遊ぶことも飽きて、近所の友達の家をまわっていることがあります。
自分の家や公園で遊んでいても、飽きてしまいますよね。それが毎日になると、なおさら新しい刺激が欲しいものです。
しかし、忙しい共働きの家庭のご両親は、そんな子どもの様子を知ることもなく・・・。子どもが近所をさまよっていることに気がついていません。
家に帰ったのに子どもがいない!!公園を探してもいない!!一体どこ行ったの??
実は、普段から入りびたっている友達の家に遊びに行っていた・・・なんて、オチに・・・。
そうならないためにも、仕事から帰ったら、子どもが何をやって過ごしたのか聞いてあげてください。そして、何をしていてもまずは共感してあげることが大切です。否定をすると、話をしなくなる可能性があるからです。
「さみしかったね、暇だったね」と共感してあげてから、お友達の家に行くときの約束事を決めるとよいです。
また、近所のママ友との付き合いも大切。日ごろからよく挨拶をすることで、子どもがフラフラと出歩いていたら、声をかけてもらえます。
見守り機能つきのタブレット学習教材で、留守番中も安心して勉強できる
毎日、留守番をしているなら、宿題のほかに家庭学習もすることができますよ。
親が見ていなくても、子どもが一人で勉強なんてできるの?
最近のタブレット教材は、子どもが一人でできるような工夫がたくさん!共働きで留守番が多い子どもに向けて作られたんじゃないの?と思うほど使いやすいです。
我が家で愛用しているチャレンジタッチでは,以下のような,子どもが一人でもできる工夫があります。
- AIによる自動採点、解説機能
- 学習が終わると、親のメールに内容が通知される
- 親子で絵文字スタンプつきのメールが送れる。タブレットから画像も送れる。
- 学習アプリやごほうびアプリがたくさん
- 専用タブレットで、ネットやYouTubeへの接続の心配はなし
ゲームやYoutubeをやっている時間を、タブレット教材で学習する時間に変えられたらいいですよね。楽しいので、子どもが一人でも自分からタブレットを開いて学習してくれますよ。
また,スマイルゼミは,チャレンジタッチと同様の工夫がありますが,以下のような違いがあります。
- 制限時間つきで,子ども向けインターネットとYouTubeが利用できる
- 子どもを見守る機能に,複数人が登録できる
- メールがサクサク送れて便利
詳しく知りたい方は,こちらをご覧ください。
オンライン自習室「ともがく」なら、留守番中も孤独にならない
留守番中に、学習教材ポピーの新しいサービス、オンライン自習室「ともがく」を利用するという作戦もアリです。
- オンラインで仲間とつながり、一緒に学習できる
- 塾や図書館での学習環境を再現
- 何の勉強をやっても大丈夫
- 毎日学習をするとモチベアップする特典がある
- 月額500円で続けられるサブスク
- ポピー会員じゃなくても利用できる
オンラインで全国の子ども達と一緒に自主学習することができるので、留守番中もさみしくありません。しかも、子どもが自分から勉強する習慣づけができる一石二鳥。子どもが学習をした結果が写真やデータで見られるので、離れていても安心できます。
みんなの顔が見えるのはいいけど、プライバシーがちょっと心配・・・
画面ぼかしを入れられるし、無音なので安心して利用できるよ!
ともがくは通常7日間の無料体験がついてきますが、今なら8月31日までのポピーへの入会で、一か月も無料で体験できちゃうみたい!!お試しするなら、今がおトクです。
小学ポピーの教材が気になる方は、こちらから口コミをご覧ください。
安全7か条を参考に、留守番するときのルール作りをしよう
子どもが留守番するようになったら、安全面にはこれでもかというほど気を配りたいところです!作っておきたいルールはたくさんありますが、キリがないのでいくつかにしぼりました。
- インターフォンは、基本的には出ない
- 火は使わない、元栓をしめておく
- カギをしめて、チェーンロックもかける
- 電話は、決められた番号以外は出ない
- 宿題と家庭学習をやっておく
- ゲームは決められた時間内
- 災害が起きたら、対処できるようにしておく
特に、火は使わないことや、インターフォンに出ないことを徹底させておきたいですね。
友達が訪ねてくることもあるでしょうから、カメラ付きインターフォンを設置しましょう。
「この人が来たら出てもいいよ」という人だけに限定し、配達の場合も出ないように言っておきましょう。
また、カギを安全に扱えているかチェックしてみましょう。
普段から家で留守番をしている子が、公園で家のカギをふりまわしている光景をよく見ます。「カギは大切なものなので、人には見せない」という約束をしておくと良さそうです。
もしもカギをなくしてしまったら、お母さんが帰ってくるまで、家の前で待ってないといけないよ?
など、カギの大切さを具体的に説明しましょう。カギをなくしたときは、お友達の家にいく、お母さんに電話をする、学校へ相談するなど、対策も話し合っておきましょう。
災害のときの行動を書き出しておく。もし留守中に起きたらどうする?
地震や火事、大雨による洪水や浸水が最近では多い災害ですよね。いつ発生してもおかしくないので、それぞれの災害が起きた時の行動を書いておきましょう。
家にいる時だけではなく、外出しているかもしれないので、両方を想定して話し合いましょう。
洪水や浸水に関しては、地域のハザードマップを見ながら、自分の家は大雨のときは大丈夫なのか?避難所はどこで、どのようなルートを通っていけばよいか確認しましょう。
地震や火事は、近所の人との連携が欠かせません。いざというときに助けてもらえるように、よく挨拶をしておきましょう。
地震対策としては、家の中に倒れてきそうな家具がないかどうか確認し、必ず専用の器具で固定しておくようにしましょう。子どもが一人で地震にあって、家具が倒れてきたら大変です。家の中が安全かどうか確認しましょう。
火事の対策としては、自宅で家事が起きたら火災報知器がなるということや、煙が来たらすぐ逃げることも教えてあげましょう。消防や救急への通報の仕方も教えておくと安心です。
危ないことは、言葉で説明するだけでなく、「体験を語る」と心に響く。
子どもが一人でいる時に、思いもよらないことが起こることがあります。
それがなぜ危ないのか、言葉で説明するだけでは子どもに伝わりにくいです。こんなときは、体験を語ると、自分事のように想像できるので、子どもによく伝わります
例えば
「見知らぬ人に声をかけられても、着いていってはいけないよ」
というだけでは分かりにくいので、
「お母さんは、小学2年生のとき、後ろからきたバイクのおじさんにいきなり声をかけられたのよ。一緒に遊びに行こう!と言われたけど、連れ去られるのが分かったから、すぐに逃げたのよ!」
などと、体験で語ってあげると心に残って、具体的な行動につながります。
TVで事件や事故が報道されたとき、どんな経緯があったのか、気をつけるべきことは何か、子どもにも分かるように説明することも大切です。
子どもが一人でいても、子どもたちだけで遊んでいても、大人の目が届かないときはびっくりすることが起きたりします。子どもだけでも正しい判断ができるよう、普段の親子の会話で、熱く語ってあげてください。
共働き家庭の小学生の留守番は、ルールを決めて少しずつやってみよう!
共働きで帰りが遅くなる場合は、学童などのサービスを利用できないか、親類や友達に預けることはできないか、まず検討しましょう。
それでも留守番が一番良いと判断した場合は、子どもとしっかり話し合い、留守番をするときのルール作りをしましょう。災害が起きた時の対策や、危ないことが起きた時に判断できるように、具体例を出して語ってあげましょう。
そして、留守番の時間を少しずつ長くするなどして、子どもの様子を見ながら判断しましょう。
近所のお友達や知り合いの人との関係を良くしておいて、何かあったときに協力してもらえるようにしておけば安心ですね。
色々な手をつくして、小学生の期間を乗り切りましょう。高学年、中学校になってくると、学校や部活動の時間が長くなるので、留守番の心配もあまりしなくてよくなります。短い期間なので、子どもが安全に快適に過ごせるよう、あらゆる手を尽くしてあげたいですね!