「タブレット学習で字が汚くなったりしないかしら?」
と、心配になりませんか?タブレット学習で、きれいな字を書く練習はできるのでしょうか?
- タブレット教材できれいな字を書く練習をすることができるのか
- きれいな字を書くために必要なこと
- きれいな字を書くには紙教材が良いのか
結論から言うと、タブレット学習は、字の練習には向いていません。しかし、タブレット学習で字を書くことはあまりないので、字が汚くなる原因がタブレット学習にあるとはいえません。
我が家ではタブレット学習を取り入れています。
しかし、字の練習は、学校の宿題をメインにきっちり書けているかチェックしています。それでも、学年が上がると漢字も増えていき、気が付けば、ひらがなも漢字もぐちゃぐちゃ。カタカナなんて時々忘れてる・・・なんてことも!!
そうならないように、タブレット学習だけでなく、学校の宿題でも字がきちんと書けているか目を光らせておくことが必要です!!
ではまず、タブレット教材には、きれいな字を書く練習をする機能があるのかどうか説明していきます。
小学6年、4年、5歳の三兄弟の母。長男はチャレンジタッチ一筋、次男はチャレンジ紙教材、スマイルゼミ、ポピーなど色々な教材を体験。ズボラママなので、通信教材に頼りきりでラクラク勉強習慣つけています!!
タブレット学習でも、きれいな字を書く練習ができる
我が家ではタブレット学習の中でも人気のチャレンジタッチを導入しています。
チャレンジタッチでは、国語の問題の中に、必ずひらがなや漢字を書く問題が出てきて、書き順が間違っていたら正解になりません。
しかも、字がきれいにかけているか採点するレベルは「あまい」のか「厳しい」のか親が決めることができます。私は「厳しい」にしているので、なかなか正解にならないときもあります。
トメ・ハネ・ハライ・書き順ができているか、自動で採点をしてくれます。
タブレット学習は、きれいな字を書けているか、正しい書き順を覚えられているか、チェックしてくれる。
しかし、正しい字を書けていても、毎回きれいな字を書けるかどうかは別です。タブレットだとどうしてもデジタル画面にタッチペンを使って書くようになるので、紙に書くのとは感覚が違います。
きれいな字を書いたり、字を覚えたりするためには、「繰り返し書く」ことが必要になってきます。繰り返し書くという作業は、タブレット教材には不向きです。タブレット教材は、 トメ・ハネ・ハライ・書き順 のチェックに使うようにしましょう。
きれいな字を書くための練習は、紙にしよう!!
タブレット教材だけでは、書く練習はどうしても物足りません。正しくきれいな字を書けているかチェックしてくれますが、繰り返して書く練習はできないからです。
タブレット教材の良さは、子どもに合った問題を出してくれたり、発展的に問題を解いていくことができるところでしょう。メリット・デメリットがありますので、足りないところは、別でおぎなっていく必要があります。
簡単にできる字の練習法として、いくつか挙げておきます。
- 宿題の漢字ドリル練習をしっかりチェックする
- テストで間違えた問題はもう一度やる
- 自主学習用の漢字ノートを一冊用意する
- 字の練習用ドリルを買う
忙しいママにはちょっと大変かな?と思いますが、ハードに三兄弟育児をしている私でも、週末ちょっとした時間を使って復習できるのでおすすめですよ!
思いたった時がはじめドキ!
あとあと大変な思いをしないためにも、「今」きれいな字を習得しましょう。
宿題の漢字ドリル練習をしっかりチェックする
宿題のチェックは、毎日コツコツやらないといけないので、少しハードルが高いですね。できるときに、少しずつでよいので、宿題で、字の練習がきれいにできているか確認する習慣をつけましょう。毎日、「トメ・ハネ・ハライ」ができているかつっこんであげると、子どももきれいに書くクセをつけてくれます。
漢字ドリル宿題は、字がきれいに書けているかチェックするのに最適です。
テストで間違えた問題はもう一度やる
まとめテストなどで間違えた字や送りがななどは、問題を切り取って、紙に貼るなどしてもう一度解きなおしをさせましょう。
間違いを放っておかないように注意です。めんどくさくなければ、間違えたところを組み合わせてオリジナル問題を作ってあげるのもよいですね。帰ってきたテストをためておいて、月に一度一気にやると決めておくとラクです。
自主学習用の漢字ノートを一冊用意する。
テストで間違えた問題や、宿題できれいにかけなかった字は、自主学習用ノートにまとめて書いておきます。そして、その字を10回書きとか決めて、繰り返し書く練習をします。週末に、自主学習のネタが切れたときなどに、ノートを出してやってもらうと良いですよ。
字の練習用ドリルを買う
あれこれやるのはめんどうくさい!!という人は、市販のドリルを買ってしまうのが一番。漢字練習ドリルや、ひらがな練習ドリルなどいろいろあるので、安心です。無料でダウンロードできる教材もあるのですが、練習したい文字がなかったり、いちいち印刷するのがめんとうくさくて、三日坊主になりました。
忙しくて時間がない方は、「市販のドリル」が一番です。
このような字の練習を、タブレット学習と並行してやるのがおすすめです。字の練習以外の勉強は、タブレット教材がかなりフォローしてくれるので、ラクです。
字が汚くなるのは何年生から??
字が汚くなってくるのは、習う漢字が増えてくる3・4年生が要注意です。
このころから、何とか漢字はかけても、ひらがながぐちゃぐちゃになっている可能性があるので気を付けましょう。また、最近の傾向として、先生の字のチェックも甘いことがしばしば。汚く書いているのに花丸になっていることもありますよ!先生によって採点の基準があいまいと感じることがあります。
ですので、親なりに、どの程度の字をかけばよいのか、ご家庭ごとの基準を持っておくことが大切です。
1,2年生
小学校に入ってから字の勉強を始めても遅くはないですが、習うスピードの速さにびっくりするはず。夏休み明けにはもう漢字が始まります。ひらがなもまだ覚えられていないのに、アッというまに漢字を習うので、ついていけない可能性大!!
ひらがなを忘れてしまい、漢字にはついていけないということになりがちです。家での繰り返し練習を、ここできっちりしておくことが大切です。 トメ・ハネ・ハライ・書き順 を、1年生のうちに何度もやって、きれいな字を書く基礎を作りましょう。ここで厳しくやっておかないと、なかなか後からきれいな字を書けるようにするのは難しいので、今が気合の入れどころです。
正しい書き順は、習字を習っていれば習得しやすいです。なかなか手をかけられない方は、習字教室に通うのがよいです。
3,4年生
3年生になると、なんと200字もの漢字を一年間で習います。1,2年生まで完璧にできていないと、そのあととても苦しくなってきます。この大変な時期に、一番字が汚くなりがちなのです。漢字だけでなく、ひらがな、カタカナが怪しくなってきます。汚くなっている字があれば、基本に戻って復習しましょう。
しかも、だんだん勉強にも慣れてくる時期なので、字を適当に早く書くことを覚えてしまっています。プチ反抗期にもなってくるので、繰り返し書くことも嫌がるかもしれません。そんな時は無理強いをせずに、様子を見ながら少しずつ声かけをしていきましょう。
1,2年生の時にきっちりやって基礎ができていれば、3,4年生以上は、自分で漢字を覚えたり練習したりできるようになっています。最初に手をかけていれば、ここで苦労しなくて済みます。
5,6年生
高学年になると、きれいな字を書こうとする意識も芽生えてきます。手先も器用になってくるので、きれいな字が書けるようになってきます。3,4年生で字が荒れてしまった子も、落ち着いてくる傾向があります。自分から、きれいな字を書く大切さを気づくことができるような声かけをしてあげましょう。
「きれいな字が書ければ、人としても信頼されるようになるよ」など、なぜきれいな字を書く必要があるのか理解できるとよいですね。
きれいな字を書くには紙教材を選んだ方が良いのか
「紙に書く」という面から言えば、紙教材の方が字を書く練習にはなります。しかし、出題される問題に関して言えば、タブレットも紙教材もそんなに変わりはありません。紙教材も、繰り返し書く問題というのは、あまりないからです。
また、紙教材を選ぶ場合は、きれいな字で書いているか、毎回チェックする必要があります。子どもだけでやると、チャラ書きになりがちだからです。そうなると余計に変なクセがついてしまうので、サポートしてあげることが大切です。
しかし、タブレット学習のように、タブレットに任せっぱなしにはならないので、汚い字を書いていたら見つけやすいですね。紙教材を選んだ方が、字を書くことが多いので、きれいな字を書く練習をしやすいといえます。
まとめ
「きれいな字を書く練習をさせたい」という方でも、タブレット学習を取り入れることは可能です。しかし、繰り返し書くという練習には向いていないので、きれいな字を定着させるためには、別で紙に書く練習をさせる必要があります。
もし、それでもタブレット学習だと字の練習が不十分だと感じる方は、紙で書く通信教材を試してみられると良いですよ。
タブレット教材を使う場合は、「トメ・ハネ・ハライ・書き順」がきちんとできているかチェックすることを目的としましょう。正しい字を覚えられているか確認できたら十分です。
汚い字になっていないか、時々チェックして、紙に繰り返し書く練習をしていれば、タブレット学習をしていても、字が汚くなることはないので安心してください。
「タブレット学習+紙に繰り返し書く練習」で、きれいな字の定着を目指しましょう。
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